評論(Essay)一覧

東京都心部にある自然地帯の分断について

私には、東京都心の自然について昔からずっと思うことがあります。

東京23区内の土地は、ほとんどが開発され尽くしていますが、その中心部にある皇居と明治神宮(代々木公園)には広大な森林地帯が残っています。
天皇陛下の住居である皇居と神聖な神社である明治神宮は、場所柄から人がなかなか踏み入れられず、21世紀においても昔ながらの原風景が残る場所となったのです。
そしてこの皇居や明治神宮には、タヌキやモグラなどの哺乳類、ヘビやカメの爬虫類、カエルなどの両生類、その他にも昆虫や虫など、東京のど真ん中とは思えないような様々な動物たちが生息しています。
また皇居と明治神宮の間には、新宿御苑や赤坂御用地(東宮御所)という自然が多く残る場所もあります。

しかし、この東京都心にあるこれらの自然地帯は分断されてしまっていて、動物たちは簡単に横断することはできません。

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人間って肉食?草食? 人類の食性について考える

今回は、ホモ・サピエンスという聞き慣れない動物についての話をしたいと思います。
一般的にあまり知られていないもしれませんが、このホモ・サピエンスという動物は、休日の上野動物園に行けばいくらでも見ることができます。
上野公園では、家族単位や若いカップルなどの様々な集団や、稀に単独行動をしている個体など、様々なホモ・サピエンスが檻の外で活動をしている様子を見学すること可能となっているようです。

と、冗談はここまでにして、今回は人間(ホモ・サピエンス)の食性について考えたいと思います。
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イリオモテヤマネコが2017年に“消滅”していたという事実

1年ほど前に『イリオモテヤマネコの嘘』と題して、イリオモテヤマネコに関する不都合な事実を記事にしましたが、その記事内ではイリオモテヤマネコを日本の固有種だと信じたい人に配慮して、あまり真実の追及ができていない部分がありました。
ですので今回は、イリオモテヤマネコに関してもう少し衝撃的な事実を公表したいと思います。

実は、イリオモテヤマネコは既に存在していません!

正確に言えば、イリオモテヤマネコというネコは元々存在していなかったのです。
もちろん西表島にヤマネコは存在していますが、それはベンガルヤマネコもしくはベンガルヤマネコの亜種であるアムールヤマネコということです。
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動物の分類学から考えるイリオモテヤマネコの嘘

イリオモテヤマネコは日本の天然記念物として、日本人に広く知られています。
しかし、日本の固有種と思われていたイリオモテヤマネコが、現在ではベンガルヤマネコの亜種として扱われていることはあまり知られていません。

なぜ今まで日本の固有種と思われていたイリオモテヤマネコが、ベンガルヤマネコの亜種になったのでしょうか?
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人間の次に文明を持つ動物は、ズバリ鳥類(カラスorインコ)である!!

地球の歴史上、文明を持った生物は人間(ホモ・サピエンス)しかいません。
現存動物の中で人間に次ぐ頭脳を持つというチンパンジーも、文明を持つような暮らしは全くしていませんし、チンパンジーから進化していった類人猿などのヒト科動物も文明を持つには至りませんでした。
現生人類(ホモ・サピエンス)と3万年前まで共存し混血も可能なほど近い種だったネアンデルタール人は、文明に近いものを有していましたが、それが開花するには至りませんでした。
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